【ひきこもり脱却チャレンジ】営業系の転職エージェントに特攻した話【働いてみる】

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営業系の転職エージェントに特攻した話

いきなりですが、世の中にひきこもりの居場所なんてないです。(世の外にはあるかもね)

なら逆にもういっそ終わってくれって感じで、営業系の転職エージェントへ行って就活することを選びました。営業系の仕事って、多分ひきこもりにとってもっともあり得ない仕事の一つなんじゃないでしょうか。当時の自分が何を思ったか知りませんが、あり得ないからこそ選んだんだと思います。「何か」というわけのわからない要素に期待して。

多分よくある仕組みなんだと思いますが、20代の未経験者を一か月とかで鍛えて就職させるタイプのエージェントでした。もちろん就職させることによってエージェントは受け入れ先企業から報酬をもらいます。受け入れ企業側からしたら雇用対象の選定とか新人教育のコストを削減できるとかなんとか。

電話して申し込み、天使の声を聴く

やたらあまーい声の女性が電話に出ました。通話を何とか続けていると当然「今までなにをしていましたか」的なことを聞かれました。そこで私は、いっちょドン引きさせてやろうかとおもって「ひきこもってました」と直球で答えました。インハイに直球です。そうしたらやたら心配そうに「大丈夫ですか」だの、「頑張ってくださいね」だの、言われました。

調子狂いました。こっちは手榴弾を手に敵地に突入する気概で相対しているというのに。まぁでも満更でもなかったです。正直言って、神の思し召しかと思いましたよ。

とりあえず行ってみる

久々の都会でした。”すーつ”とかいう黒装束を来た人で溢れていました。腐った鈍色の空気、歪んだ感情の渦、金ぎり声をあげる車。そういうものが押し寄せてきました。あの日と何も変わらないままの不快さでした。

とりあえずできるだけ何も考えないようにして、突入してみました。バンジージャンプの飛び込みみたいなもんです。こういう時「突入」という言葉を使うのだと中学生の時友人から学びました。彼は高校の入試面接に行く時に「じゃあいっちょ突入してくるわ」と言い残しました。その時、「あぁなるほど、そういう風に捉えればいいのか」と緊張で震えていた私は感心した記憶があります。敵地に突入する。気分はミッションインポッシブル?です。

話は戻って、エージェントに突入したところから。緊張しまくったまま受付へ。なんとかそれを済ませて中に入りました。

席について説法が始まるのを待っていると、隣の男の子に話しかけられました。まだ高校卒業したばかりみたいです。素直で元気な子でした。私の境遇を話すと、「tanakaxdさんならきっと大丈夫ですよ!」と何度も励まされました。ああいう子は企業経営のおじさんたちからしてみれば調教しがいがあるでしょうね。優秀な対人特化企業用戦闘マシンになりますよ。

Oさん 私の担当者

やがて説法が始まりました。話者はOさん。あまりプレゼンになれていなさそうでした。資料に目線が行き過ぎでしたからね。

私が行ったこのエージェントは、パッと見た感じ若くて活気のある企業でした。なるほど、社会に適応できる人たちはああいうところで働くことができるのですね。後に私の担当者になるOさんも15時ぐらいには帰路に就くっぽかったです。子供たちが学校から帰ってきますからね。福利厚生がうんぬん言ってました。

本日はこれにて終了で、次回がOさんとの個別面談です。

熱が出る

家に帰っても心臓のバクバクが止まらずにその日は全然眠れませんでした。次第に頭が痛くなり、体は高熱を帯びて、翌日は一日中寝込みました。その話を後日Oさんにしたら笑ってました。まぁ、自分でもまさかこんなわかりやすく体調を崩すなんて思っていなかったので、笑いましたけどね。

エンジニア系に変更

再びエージェントへ訪れる。そして個別面談。

「本当に営業の仕事なんかできるのか。そもそもその前にうちのしごき(研修)に耐えらえるのか。」と聞かれました。「さぁ、無理だと思います」なんて言うわけにもいかず、答えをよどませていると「もっと考えてこい」と言われました。的確なご意見だと思います。だって、できるだけ何も考えないようにしましたからね。ご名答です。考えたらこんなところに来れませんよ。

それで案の定営業系は無理だと言われて、裏ルートっぽい所に回されて、エンジニア求人の面接にぶち込まれました。営業系の転職エージェントに行ったのにです。

まとめ

こうして「営業系で就職を目指す」というひきこもりの奇策は、しょっぱなであっけなくくじかれてしまいました。まぁくだらなすぎて笑える失敗談にはなったんじゃないでしょうか。

とはいえここからが本番なんです。ひきこもりの初面接が始まります。続きは別の記事です。

【ひきこもり脱却チャレンジ】初めての面接【働いてみる】
ひきこもりが社会復帰を目指し初の面接へ挑みます。履歴書や面接で空白の期間を何と語るのか。エージェントは私に、社会人としての振る舞いを求める。それでも、ひきこもりの私はひきこもりであることを隠しませんでした。不採用になるも、私は私のやりかたでしか生きることができないと再確認しました。

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